参加舞会的狐狸(祭りに参加したキツネ)
祭りに参加したキツネ
参加舞会的狐狸
むかしむかし、ある村に、人を化かしていたずらをするキツネがいました。
村人たちの中には、ドロのだんごを食べさせられたという人や、お風呂だと言われてこやしのおけに入れられた人など、色々ないたずらをされる人がふえてきました。
很久很久以前,一个村庄里有一只狐狸化身为人四处捣乱。
村民们之中有被恶作剧吃泥团子的,也有被骗泡澡结果却进入到粪桶等等,被各式各样的恶整的人越来越多了。
そこで、村人たちは、
「なんとかしてキツネをこらしめ、いたずらをやめさせなければいけない」
と、言い出しました。
それには、おこんギツネというキツネの親分をつかまえなくてはいけないのですが、そのキツネはかしこくて、なかなか捕まりません。
于是,就有村民说。
“得想个法子惩戒下狐狸,必须得让它停止恶作剧。”
而这就得抓捕到叫做权狐的狐狸头目,但这只狐狸十分聪明,很难捕捉到。
すると、ある若者が、
「今度の盆踊りで化け比べをすれば、化けるのが好きなおこんギツネは、きっと出てくるよ」
と、言いました。
おこんギツネをおびき出すために、今年の盆踊りでは特別に工夫をこらして、いろいろな姿に化けて踊って一番うまく化けた者にはほうびをやろうというのでした。
便有年轻人说道:
“在今年的盂兰盆舞会举行变装大赛的话,喜欢变身的权狐定会出现的。”
为了引出权狐,今年的盂兰舞会也特别下了工夫,变装形形色色的装扮后舞蹈,变装最好的那个人将获得奖赏。
「ほう、それはおもしろい」
と、みんなは賛成しました。
そこで踊りに出る人たちは、こっそりいろんな用意をしました。
“哟哦,这个挺有意思的。”
大家一致赞成。
出席舞会的村民们偷偷做了许多准备。
そしていよいよ盆踊りの夜、村人たちは森のおみやの前の広場に集まりました。
たいこがなりひびき、歌声が流れていきます。
♪よいやさ、よいやさ。
♪よいやさ、よいやさ。
みんなは輪になって、グルグルと踊りまわっています。
终于到了盂兰舞会之夜,村民们集合在森林神社前的广场。
鼓声响彻,歌声四起。
♪嘿哟哦哟、嘿哟哦哟、
♪嘿哟哦哟、嘿哟哦哟、
大家围成一圈,团团转的舞蹈着。
カゴを背負った、花売り娘。
槍をかついだ、やっこさん。
美しい、お姫さま。
ひょっとこのお面の男。
ひげを生やしたお侍。
お坊さん、赤鬼、金太郎など。
色々な姿に変装した、踊り手たちがいます。
その向こうには、ごほうびにもらうお酒の樽や焼き鳥のごちそうなどが、たくさん並べてあります。
背着竹篮卖花的姑娘。
扛着枪的奴仆。
貌美如仙的公主。
眼小嘴尖的面具男。
长胡子的武士
和尚、日本赤鬼、金太郎等等。
有变装成形形色色之人的舞者。
在这对面有摆放着很多做为奖赏的酒桶、烤肉等等。
踊りまわるうちに、お姫さまとひょっとこがぶつかったり、お侍が転んだひょうしに立派な口ひげを落としたりして、見物している人たちはドッと笑い転げています。
するといつのまにか踊りの輪の中に、立派な若いお侍の姿をした踊り手がまじっていました。
「ほう、見事な若侍じゃな」
「うん、大した若侍じゃ」
と、みんながほめます。
围圈舞动之时,公主与眼小嘴尖男碰到一起,武士一个跟头就弄掉了夸张的大胡子,观看的人们大声地捧腹大笑。
只见不知何时舞蹈的队形之中混入了华丽的年轻武士的舞者。
“哟噢,多好看的年轻武士。”
“嗯,了不起的武士。”
大家夸赞道。
それに踊る手ぶりや体の動かし方が、なかなか見事です。
やがて夜もふけたころ、たいこの音もやみ、踊り手たちの輪もとけて盆踊りが終わりました。
みんなはまわりのむしろの上に座って、ホッと汗をふいています。
「さあ、だれが一番うまく化けて、うまく踊ったかな」
見物していた人たちが、一番良いと思った人を決める事になりました。
やっこさん、お姫さま、ひょっとこも、人気がありましたが、一番になったのはあの若侍の踊りでした。
而且舞者的装扮、姿态的扭动都是相当精彩的。
最终也夜深了,鼓声也停止了,舞者们的圈形也散了,舞会结束了。
大家坐在旁边的席子上,擦拭着汗水。
“那么,是谁变装的最好,舞蹈的最好呢。”
由观看的人们来决定最好之人。
奴仆,公主,眼小嘴尖男都很有人气,但最好的那个年轻武士。
「ほんとに、見事じゃったのう」
ごほうびのお酒を入れた樽が、若侍の前に並べられました。
もちろん、食べきれないほどのごちそうも出されました。
「そら、お祝いじゃ。飲め、飲め、いくらでも飲め」
たくさんの酒をすすめられた若侍は、たちまち酔っぱらってしまいました。
そして、ゴロンと横になりました。
“真的是太精彩了。”
作为奖赏的放入酒的酒桶并排在年轻武士的面前。
当然,吃也吃不完的美食也排列着。
“喂,庆贺呢。快喝,快喝,尽情的喝。”
被劝喝了很多酒的年轻武士不一会儿就醉的东倒西歪。
然后,扑通一声倒了下去。
すると体の後ろの方から、長い尻尾がポックリと出てきました。
「ほれ、あれあれ、あの尻尾は、キツネだぞ」
「やっぱり、キツネのおこんじゃ」
そこでみんなはしめたとばかりにキツネのおこんを捕まえて、なわでしばってしまいました。
「さあ、おこん。もう逃げられないぞ、覚悟しろ!」
「いたずら者の尻尾を、切ってやる!」
于是,从身体后面嘎巴一声长出长长的尾巴。
“快年,那个那个 ,那个尾巴,是狐狸呢!”
“果然,是权狐呢。”
大家一副真是太好了的表情将权狐捕捉下,用绳子捆绑。
“权狐,你已逃不了了,做好觉悟!”
“切了捣乱者的尾巴!”
おこんギツネは、すっかりキツネの姿に戻って、
「尻尾ばかりは、ごかんべんを。尻尾は、キツネの宝物です。どうか、許してください。コーン、コーン」
と、頭を下げました。
「では、もういたずらはしないか?」
「はいはい、もう二度といたしません。コーン、コーン」
おこんギツネは、一生懸命にあやまりました。
权狐完完全全变回到狐狸的形态。
“唯独请放过我的尾巴。尾巴乃狐狸的宝物。还请手下留情。咚咚”
权狐低头认错。
“那是不是再也不恶作剧了呢?”
“是是,不会再有第二次了。咚咚。”
权狐拼命道歉着。
そこでみんなは尻尾を切るのをやめて、なわをといてやりました。
喜んだおこんギツネは何度もお礼をいって、頭と尻尾をフリフリ、森の奥へ逃げていきました。
コーン、コーン
于是大家就没有切了它了尾巴,还解开了绳子。
心里高兴的权狐不停的道谢着,摇晃着脑袋和尾巴逃到森林深处。
咚咚。
おしまい
完

