随手携带的鳗鱼(手土産のウナギ)
随手携带的鳗鱼(手土産のウナギ)
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むかしむかし、ある百姓の若者が商人にあこがれて、自分も何か商売をやってみようと思いました。
很久很久之前,某个年轻人的梦想是当一个商人,自己也想着做一些买卖。
でも、商売をするには元手となる資金が必要です。
但是,做买卖需要本金和一些必要的资金。
「困ったな、おれみたいな貧乏人には、誰も金を貸してくれないし」
“这下可怎么办?又有谁会借钱给我这个穷人呢”
色々考えた若者は、村の長者に頼んでみようと思い、手土産に大きなウナギを桶に入れてかついで行きました。
考虑了很久,决定向村里的百万富翁借钱,于是把随手携带的大鳗鱼装进木桶里,用手拎着去了。
長者の家に着くと、若者は手土産のウナギを長者に差し出して、さっそく長者にお願いしました。
到了富翁家里,年轻人向富翁拿出随手携带的鳗鱼礼物,立刻向富翁寻求帮助。
「わたしは青森の八戸に行って、馬を十二頭ほど買ってきたいのです。そのお金を貸していただけませんか。必ずお返ししますので」
“我想去青森的八户,需要买12匹马,那个可以借钱吗?我肯定会还钱的”
黙って話を聞いていた長者は、若者に言いました。
富翁听了之后沉默没有说话,说了年轻人
「話しはわかりましたが、あなたと直接話しをするのは、今日が初めてです。そんなあなたに、お金を貸す事は出来ません」
“这样的话,懂了,今天是第一次和你见面,就直接说这样的话,不能借给你”
「・・・そうですか。では、失礼します」
“...这样啊,那很抱歉,是我失礼了”
あきらめた若者は、土産に持ってきたウナギをかついで、長者の屋敷を出て行きました。
心灰意冷的年轻人,拿着土特产鳗鱼从富翁的家里走了出来。
すると、長者の家の下男が追いかけて来て、若者に言いました。
于是,富翁家的佣人追了出来,对年轻人说。
「旦那さまがお呼びでございます。もう一度、お戻り下さい」
“先生是想叫你再回去一次。”
そして再び座敷に通されると、長者が言いました。
再次坐在房间里,富翁说
「わたしのところへお金を借りに来る人はずいぶんいますが、持ってきた土産を持ち帰ったのはお前が初めてだ」
“到我这里借钱的人很多,不过带土特产过来的,你还是第一个”
「すみません。このウナギは、次に頼む人への土産にします」
“不好意思,这个是鳗鱼,其次作为请求人的礼物”
「なるほど。物を無駄にせず、使える物は何度でも使う。どうやら、商売の基本は知っている様だな。・・・よ
し、お前に、お金を貸してやろう」
“原来如此,不用浪费,可以再次反复使用,好歹商业的基本知识都知道一点,好吧,那我就借钱给你吧”
「本当ですか! ありがとうございます」
“真的吗?那真是太谢谢你了”
こうしてお金を借りた若者は、大喜びで長者の家を飛び出すと、すぐに八戸へ行って馬を十二頭買いました。
就这样借到钱的年轻人,高兴的从富翁家飞奔而出,去八户买了十二匹马。
そしてその十二頭の馬を村人たちに売ると、もうかったお金でまた馬を買い、隣の村まで売り歩きました。
就这样把十二匹马卖给了村民,用赚来的钱再去买马,到隔壁的村庄去卖。
これを繰り返して大金を手にした若者は、借りたお金を長者に返すと、残ったお金を元手に立派な商人になったそうです。
据说这个年轻人重复这个的买卖,把从富翁那里借来的钱还了之后,成为剩下本金最多的商人。
おしまい
结束

